中国でIoTを実現するための4つのソリューションとは?中国IoTに最適なゲートウェイを選定

今回は「IoTゲートウェイ」、つまりIoTの対象となるデバイスからデータを送受信するためのネットワーク機器に関する課題について説明をします。

IoTとはその名「Internet of Things」の通り、対象とするデバイス、例えば監視対象となる産業機械(自動販売機、エレベーター・エスカレーター、空調機器等)や移動する車両、様々な場所に取り付けられるセンサー等がインターネットに接続することが必要となります。
実はこのような全てのデバイスをインターネットに接続するということは簡単なことではありません。
全く新しい機器をIoT用に企画・デザインして、最初からインターネットに接続できるように設計をすればよいのですが、大半の機器はそのようにはなっていません。

既にあるデバイスからデータを取得・中継して、携帯電話網(5G/4G)やインターネットに接続させる必要があるのです。
それが「IoTゲートウェイ」、IoT用途に適した専用のルーター機器です。
以下のような条件が必要となります。

  • WiFi/LANケーブルに加えてRS232C等の各種インターフェースを持つこと(デバイス側インターフェース)
  • SIMを挿入して5G/4G/3G通信が可能であること(インターネット側インターフェース)
  • 小型かつ屋外への設置が可能であること
  • リモートメンテナンスが可能であること
  • 安価であること

中国IoT実現のための課題・ゲートウェイ

これらの条件を満たすIoTゲートウェイ・ルーター機器を中国国内で選定することはなかなか難しいものです。
また条件に合致する機種を選定したとしても、これを中国国内で購入、通信手段(SIM等)に合わせたキッティング、広大な中国各地への配送、設置そして運用を行うのは非常に困難であると言えます。

「中国でIoTゲートウェイ・専用ルーターとSIMを数百台分購入して、通信設定を実施し、IoTの現場に郵送してデータを取得できるようにする。」
簡単に言えばこれだけのことが中国ではなかなか難しいことがわかるでしょう。

ジョイテルは、このIoTゲートウェイに関する様々なサポートソリューションの実績があります。

まずはお客様のご要望に応じて、対象となるIoTデバイスの外部出力インターフェース(LANケーブル/USB/Wi-FiもしくはRS-232C等)を確認。
そしてこのデータを送信する方法。中国国内のクラウドに携帯電話網(5G/4G/3G)で通信もしくは社内ネットワークに接続するのか等。
これらの仕様によりIoTゲートウェイ・ルーター機器を選定して購入します。
前回も紹介したデータ通信専用のSIMと合わせてキッティングを行い完了。
中国全土の現場に向けて機器を発送もしくは設置工事を行います。

IoT用途に適した専用ルーターは、Cisco等の一般的なブランドではなく、中国・深圳等にある専用のネットワーク機器メーカーが製造しています。
もちろん今どきの中国製ネットワーク機器は品質的にも実用に耐える十分な品質を備えています。
ジョイテルの中国・IoTプロジェクトにおいて実績のある機器をこちらに挙げます。

■inhand
https://www.inhandnetworks.com/
世界的なIoTプロジェクトにおいて実績があるIoTゲートウェイ・専用ルーターメーカーです。

主な実績機器
InRouter611-S

InRouter611-S

■Vantron
http://www.vantrontech.com.cn/

主な実績機器
VT-M2M-C335L

VT-M2M-C335L

RS232Cインターフェースを持つことが特徴です。これにより少し古い世代の産業機械等からでもデータ収集が可能となります。

IoTゲートウェイ・専用ルーター機器の選定から購入、設定、設置そして運用に至る業務フローが中国IoTを実現するための最大の課題です。
ジョイテルは、様々な中国IoTプロジェクトにおいてこれらの業務を推進した実績があります。

機器を数台購入してPoCを実施することももちろん可能です。
お気軽にお問い合わせください。