一時帰国時の免税購入について解説!長期中国滞在の日本人なら中国で使用する生活用品等を日本でお得に免税購入できます
2026年も夏休みを目前にし、駐在員や家族の皆様は日本へ一時帰国を予定していることでしょう。
長期中国滞在の日本人なら中国で使用する生活用品等を日本で免税購入することができます。消費税10%もしくは8%が免税となるためかなりお得です。
以前であれば、長期中国滞在の日本人は日本の免税店でパスポートの帰国日を提示するだけで免税扱いで購入することができました。
免税の取り扱いのために決められた袋に密閉しておけば、そのまま中国へ持って行って使うことができていたのです。
しかしながら、この近年で日本の免税制度はより厳格化され、手続きは少し複雑化しています。
本記事では長期中国滞在の日本人が一時帰国中に日本で免税購入するための手続きについて解説します。
日本人が日本で免税購入するための条件
日本で免税購入ができる対象者と実際の購入時に必要な書類が決められています。
■日本で免税購入ができる日本人の対象者
対象者は、2年以上海外に滞在している日本人です。
2年以上海外に滞在している日本人は、日本国における「非居住者」扱いとなります。
この非居住者が日本国外で利用するために購入する物品については、免税対象となります。消費税10%または8%が免税されることになります。
■免税購入時に必要となる書類
実際の店舗で免税で購入する際に提示する書類があります。
- 日本入国日から起算して6カ月前までに発行された「在留証明」もしくは「戸籍の附表の写し」
- 直近の入国日が確認できるパスポート
日本入国日から起算して6カ月前までに発行された海外に居住していることを証明する公的書類の原本の提示が必要となります。
この公的書類が「在留証明」もしくは「戸籍の附表の写し」です。
これらの原本、つまり、手続き窓口から渡された書類そのものが必要となります。
また、パスポートに記載の入国スタンプの確認自体は現在も必要です。
このため、日本へ帰国時には、必ず入国審査官にパスポートの入国スタンプ(証印)を押してもらう必要があります。
現在は日本の各空港では出国審査はパスポートの読み取り等が自動化されたゲートになっていますが、通過した後に必ずこのスタンプを忘れないようにしましょう。
(この出国時・帰国時のスタンプは、今回解説の免税手続きに関わらず、必ず押してもらった方がよいと思います。外国側の入国審査やビザ申請の手続き等でこれを確認する場合もあるためです)
在留証明とは?オンライン申請が断然おすすめ
在留証明とは、海外に居住する日本人が、日本国内での各種手続きなどのために「住民票の写し」の代わりとして使用する公的書類です。
居住地を管轄する日本大使館や総領事館で発行されます。
在留証明を取得するための詳しい手続きは在中国日本国大使館の詳細説明を確認してください。
在留証明(日本語)|在中国日本国大使館
免税制度を利用するための在留証明の申請について|在中国日本国大使館
現地の大使館や領事館等の窓口で申請することもできますし、オンラインで申請することも可能です。
在留証明の申請には最新の戸籍謄本または抄本が必要書類となるのですが、オンライン申請であればこれの提出を省略することができます。
そもそも海外駐在中に最新の戸籍謄本または抄本を取得するということはかなり難しいため、実質的にはオンライン申請一択になるのではと考えられます。
これを機会に「オンライン在留届(ORRネット)」を利用してみましょう。
オンラインで申請する場合も、書類は実際の窓口で受け取りとなります。
窓口で現金による納付もしくはオンライン申請の場合にはクレジットカードによる支払いも可能です。
実際の店舗における買い物 ー レシートをしっかり保管
そもそもですが免税店での買い物が対象です。
最近はどの店もインバウンドのお客様を重視していますので、店頭に「免税」とか「TAX FREE」等と表示されているのですぐにわかるでしょう。
実際の店舗では、購入時に免税対応のレジに並んだり、店舗によっては免税手続きのための窓口が別である場合もあります。
これらは店舗にて確認が必要です。
準備した在留証明とパスポートを免税手続きのレジや窓口に提示すれば、その後の手続きは店舗の担当者が手続きを進めてくれます。
出国時の税関検査をスムーズに行うためにもレシートはしっかりと保管をしておく必要がありますので注意しましょう。
出国時の審査 ー 荷物預け入れの前に必ず税関窓口へ
免税店での購入情報は全て日本の国税庁のシステムに通知が行われ管理されています。
購入者が出国時に空港の税関窓口でパスポートを提示し、データと購入物品の照合をする必要があります。
購入物品を機内預け入れ荷物とする場合には、これを預ける前に税関窓口へ申し出る必要がありますので注意が必要です。
事前にしっかりと免税品をまとめておけば、税関窓口における手続きもスムーズに実施することができますので安心です。
いかがでしょうか。
免税によるお買い物は海外赴任中の日本人ならではのお得な体験の一つと言えます。
最後に注意点が一つ!
くれぐれも免税により購入した物品を日本国内で開封したり消費したりすることが無いように注意しましょう。
法律違反ですし、出国時の手続きもかなり面倒なことになってしまいます。
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※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。



