【2025年5月】中国でスマホを購入するなら?おすすめスマホメーカー6社のシェアを紹介!中国販売スマートフォンの特徴も
中国でスマートフォンを購入するならどのメーカーの機種を購入するべきでしょうか?
現地中国はもちろん日本やその他各国においてもシェアの高いスマートフォンを提供するメーカーが複数あります。
ジョイテルは、中国の正式な携帯電話番号SIMを日本で受け取ることができる「中国携帯電話番号SIM」を提供しています。
中国へ赴任される皆様であれば、中国滞在を機に新しいスマートフォンの購入を検討する方も多いことでしょう。
中国で購入するスマートフォンには中国ならではの特徴があります。
本記事では、中国におけるスマートフォンメーカーの販売シェアと共に、これらの中国販売スマートフォンの特徴を解説します。
2024年の販売実績を見てみましょう!おすすめ中国スマホとは?
2024年の中国市場におけるスマートフォンの出荷台数は2億8,620万台でした。
前年2023年比5.6%増となり、2年間の落ち込みの後、コロナ禍による経済の落ち込みや半導体の供給不足等を乗り越えて回復傾向が顕著となっています。
2024年のシェアを見るとvivoが1位を獲得。2位のHuaweiは大きくシェアを回復させたようです。
日本ではあまり知られていませんがvivoが中国No.1の出荷数を誇る人気スマートフォンです。
ここ数年では、vivo、Huawei、Honor、OPPO、Xiaomiが中国における代表的なスマートフォンと言うことができるでしょう。
2024年中国スマートフォン販売台数ランキング
メーカー | 2024年 | 2023年 | 年成長率 |
---|---|---|---|
vivo | 17.2% | 16.5% | 10.3% |
Huawei | 16.6% | 11.7% | 50.1% |
Apple | 15.6% | 17.4% | -5.4% |
Honor | 14.9% | 17.2% | -8.1% |
OPPO | 14.8% | 16.8% | -6.4% |
その他 | 20.8% | 20.5% | 7.0% |
全体 | 100% | 100% | 5.6% |
2025年第一四半期は補助金により大きく順位が変動
2025年第一四半期の販売結果も発表されています。
販売台数は7,160万台、前四半期は6,930万台で3.3%増。
Appleは前年比9%減の980万台。主要メーカーの中で唯一、出荷数が落ち込み、シェアも大幅に低下しています。
Appleの出荷減少は7四半期連続で歯止めがかかっていない状況のようです。
これに対し、Xiaomi(小米・シャオミ)は約40%増加の1,330万台、Huawei(ファーウェイ)は10%増加の1,290万台でした。
中国メーカーがシェアを大きく伸ばした理由の一つに中国政府によるスマートフォン購入のための補助金がありました。
販売価格6,000元以下のスマホやその他の一部家電製品を対象に、消費者は販売価格の15%相当の補助金が受けられるというものです。iPhoneはこの補助金の対象とはならない機種がほとんどであることからシェアを落としたという側面もあるようです。
そしてまた残念なことに、日本人を含む外国人はこの補助金の対象とはならなかったようです。
2025年Q1 出荷数 |
2025年Q1 シェア |
2024年Q1 出荷数 |
2024年Q1 シェア |
年成長率 | |
---|---|---|---|---|---|
Xiaomi | 13.3 | 18.6% | 9.5 | 13.8% | 39.9% |
Huawei | 12.9 | 18.0% | 11.7 | 17.0% | 10.0% |
OPPO | 11.2 | 15.7% | 10.9 | 15.7% | 3.3% |
vivo | 10.3 | 14.4% | 10.1 | 14.6% | 2.3% |
Apple | 9.8 | 13.7% | 10.8 | 15.6% | -9.0% |
その他 | 14.0 | 19.5% | 16.3 | 23.5% | -14.0% |
合計 | 71.6 | 100% | 69.3 | 100% | 3.3% |
日本人が中国でスマートフォンを購入するなら?注意点も確認
まずは中国販売スマートフォンと言えども日本語メニューに切り替えることができるのが重要でしょう。

iPhoneの場合は、この言語切り替えは世界共通の仕様として提供されているので全く問題はありません。
これに対し、Andoroidスマートフォンの場合は注意が必要です。
一部地域毎に販売されている機種も多くあるためです。
日本語メニューへの切り替えでおすすめなのはOPPOです。
OPPOは数年も前から日本で発売されており、既に馴染みのブランドの一つにもなっており、中国販売スマートフォンも日本語メニューにスムーズに切り替えることが可能です。
メニューに表示される日本語の翻訳もこなれていることから安心ができます。
OPPO日本公式サイトはこちら↓
OPPO公式サイト | オッポ
他のメーカーや機種によっては日本語メニューが準備されていなかったり、日本語の表記がイマイチであったりする場合も多いようです。
そして更に日本人が中国販売スマートフォンを購入して利用する際の注意点が3つあります。
■PlayStoreのインストールが必要(非公式)
日本で発売されているAndroidスマートフォンであればGoogle PlayStoreが標準搭載されていますので、ここからアプリをインストールすることが一般的です。
しかしながら中国販売スマートフォンにはこのPlayStoreがインストールされていないため注意が必要です。
日本のAndroidアプリをインストールする前に、まずはPlayStoreをWeb上で探してインストールする必要があります。
「PlayStore APK」で検索して対象となるAPKをダウンロードしてインストールします。
(ただし、このAPKは公式に提供されているものではない場合もあります。詳しい方に確認する等十分に注意して作業を行ってください)
■中国版と日本版に違いがあるアプリもあります
同じアプリでも中国版と日本版で違いがあるものもあります。
皆様もよくご利用になるアプリで代表的なもので言うと、tiktok、中国の抖音(douyin)です。アプリのアイコンも同じですが、流れる動画や機能も大きく異なります。
中国販売スマートフォンにプレインストールされているものはもちろん中国の抖音、日本版のtiktokを利用したい場合はPlayStoreから改めてインストールする必要があります。
■デュアルSIMの仕様にも注意
中国発売スマートフォンのデュアルSIMの仕様にも注意が必要です。
中国では、いずれの携帯電話会社も正式にはeSIMは発行しておらず、これにより中国現地で販売されているスマートフォンも物理的なSIMが2枚挿入できる仕組みになっています。
物理SIM以外にeSIMを追加できない機種もありますのでこれは購入する際に注意が必要です。
しかしながら、物理SIMを2枚挿入できるのは、中国へ赴任する皆様にとってもメリットのある仕様であることから、これはおすすめの理由の一つとなります。中国の携帯電話番号SIMと日本の携帯電話番号SIMの両方を同時に利用することができるためです。
中国赴任でスマホはどうする?iPhoneなら中国で買うのがおすすめ!中国と日本の機種にはデュアルSIMの仕組みに違いがあります
幾つかの注意点も挙げましたが、中国販売スマートフォンは安価でデザイン的にも優れた機種が揃っていることからおすすめです。
公的な補助金は外国人である日本人には利用できませんでしたが、、、また同じような補助金や販売振興のキャンペーンの可能性もありますので、会社の中国人スタッフに頼んで安く購入してもらうのも良いかもしれません。
中国渡航の新常識!中国への出張・旅行にも「中国携帯電話番号」を準備していくのが安心です。
大手中国通信会社・中国電信が正式発行する「中国携帯電話番号SIM」をご検討ください。
短期の出張者なら「スマートフォンレンタル・中国どこでもペイ」もおすすめです。
お申し込みは簡単です。
「パスポートの写真」「自撮り写真」を準備して必要事項を入力するだけ。3分で完了です。
スマートフォン・WiFiレンタル・携帯電話番号SIM申し込み
お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。