iPhone17を買うなら?!中国iPhoneと日本iPhoneの違いをご存じですか?中国なら物理SIMカード対応iPhone17を購入できます
日本では2025年9月19日にiPhoneの最新機種iPhone17の発売が開始されました。
今回の最新iPhone17やiPhoneAirの特徴は物理的なSIMカードが廃止され、eSIMのみに対応していること。
eSIMへの対応にまだまだ慣れない日本のユーザーの機種変更に混乱が発生したとの記事も見られます。
これに対し、中国ではこのiPhone17でも物理的な2枚のSIMカードを挿入して利用する仕様を採用しています。
iPhone17を購入したいけど、物理SIMカードを利用したいとお考えの方も多くいらっしゃることでしょう。
中国赴任の皆様へ中国版iPhoneの購入をおすすめする理由があります!
本記事では、中国版iPhoneと日本版iPhoneの仕様の違いについて解説し、また、中国で販売されているiPhone17のお値段についての調査結果を報告します。
日本と中国の2つの携帯電話番号をどうする?デュアルSIMが解決
中国を含む海外へ赴任される皆様なら、通常はそれまで利用してきた日本の携帯電話番号と赴任先の国における携帯電話番号の2つを利用することになるではないでしょうか。
この2つの携帯電話番号を1つのスマートフォンで利用したいとお考えになられるのが当然でしょう。
この2つの携帯電話番号のSIMをスマホで利用する仕組みをデュアルSIMと言います。
そして、iPhoneの場合は、デュアルSIMの仕組みが世界各国で販売されている機種、バージョンによって異なるのが特徴です。
各国発売の前バージョンiPhone16、iPhone17、そしてiPhoneAirについて、SIMの仕様は以下のようになります。
iPhone16 | iPhone17 | iPhoneAir | |
---|---|---|---|
アメリカ | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し |
日本 | 物理SIMのスロットが1つ・もう1つはeSIMにより利用 | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し |
中国 | 物理SIMのスロットが2つ | 物理SIMのスロットが2つ | 全てeSIM・物理SIMのスロットは無し |
中国版iPhone(iPhoneAirと一部のiPadを除く中国版のスマホは全て)の特徴は物理的なSIMスロットが2つあることです。
中国における通信会社、中国電信、中国聯通、中国移動は現在においても物理的なSIMのみによる提供を続けているためです。
中国携帯キャリアはどれを選ぶ?中国電信/中国聯通/中国移動のシェアや特徴を解説
中国の通信会社が物理SIMカードによる提供を続けている理由は、「対面による携帯電話番号SIMの販売」を義務付けられているからです。
中国における携帯電話番号は個人情報と密接に紐づけられており、中国アプリの認証や銀行口座開設等の公的な手続きにも利用されていることから、携帯電話番号の発行には厳密な処理が必要であると決められているようです。
これらのことから中国では、少なくとも2025年9月の時点では、本人認証を担保できない可能性があるeSIMには規制がかけられているようです。
これに対し、今回発売された日本iPhone17がeSIMのみとなるのは、アメリカの最新トレンドを追従したものと言えます。
今後は日本でもiPhoneに加えてAndroidもeSIM対応のみの機種が増えてくる可能性が高いと想定されています。
中国赴任の皆様は中国版iPhone17の購入がおすすめ!?
最新のiPhone17を購入したい!しかしeSIMのみとするには少し心配だ、という皆様には、物理デュアルSIMの仕組みを持つ中国発売iPhone17を購入することをおすすめしています。
中国へ赴任する皆様にとってはこの中国版iPhoneはメリットが大きいものであると考えられます。
日本のドコモやau、ソフトバンク等のSIMと、中国で新たに購入したSIM、合計2枚を挿しこむことができます。
1台のiPhoneで日本の携帯電話番号も中国の携帯電話番号も同時に利用することが可能となります。
これが中国版iPhoneの大きな特徴です。
一点、注意点としては、中国版iPhoneはeSIMを利用することができないということ。
もし日本や中国以外の海外に渡航する際には、その相手側の国における通信手段がeSIMしかないという可能性はあり得ますので、それだけは注意が必要です。
少なくとも日本においては、まだまだ日本側のいずれの携帯電話キャリアでも物理SIMカードの提供は少なくとも数年は残り続ける想定されますため、eSIMが利用できずに困るということは無いのかもしれません。
中国版iPhoneAirは?eSIM対応ですが2025年9月時点発売延期に
iPhoneAirはグローバルでeSIM対応機種のみが発売されます。
中国でもこのeSIM対応iPhoneAirの発売開始がアピールされており、中国携帯大手キャリア3社が共にeSIMへの対応を行う旨を発表していました。
しかしながら、発売日の直前になり、これが発売延期となっているようです。
本記事にも記載した本人認証について仕組み作りが整っていないことが原因であると言われています。
もちろん、発売日が直前まで迫っていたため、実際には発売が可能な状態であることは間違いないようです。
おそらくですが、法律や運用面に関する仕様が決定次第、近い時期に発売開始となる可能性も高いと考えられます。
中国でiPhone17を買うなら!大手ECサイトでお手軽購入
中国でiPhoneを購入するなら!?
中国にも正規のApple Shopも多数あり、実際にiPhone16を手に取って確認してから購入することが可能です。
しかしながら店舗であれば中国語もわからないのでなかなか難しい、、ということであれば、ECサイトでお手軽に購入することもおすすめです。
大手ECサイトの天猫(Tmall)や京東にはAppleの正規店舗が出店しています。
店名の表記に「官方旗艦店」と記載されているのが正規店舗です。
スマホであれば、天猫(Tmall)もしくは京東のアプリをインストールしてから以下のリンクへアクセスしてください。
それぞれAppleの公式ストアへリンクします(京東の場合は京東自身による独自正規店舗の位置付けのようです)。
天猫 Apple Store 官方旗舰店
京東 Apple产品京东自营旗舰店
これらの店舗では中国版iPhone17の料金はどのような水準でしょうか?!
以下表は2025年9月20日現在の中国最大手ECサイト天猫(Tmall)におけるiPhone17の料金です。
機種 | データ容量 | 価格(RMB) |
---|---|---|
iPhone17 | 256GB | 5,999 |
iPhone17 | 512GB | 7,999 |
iPhone17 Pro | 256GB | 8,999 |
iPhone17 Pro | 512GB | 10,999 |
iPhone17 Pro | 1TB | 12,999 |
iPhone17 Pro Max | 256GB | 9,999 |
iPhone17 Pro Max | 512GB | 11,999 |
iPhone17 Pro Max | 1TB | 13,999 |
iPhone17 Pro Max | 2TB | 17,999 |
天猫や京東、通常は激安販売を謳う拼多多でもこの料金そのものは変わらないようです。
拼多多では、共同購入やポイントの付与等によって実質的にお得な料金となることも多いようです。
日本円に換算してみると、iPhon17 Pro 256GBなら 8,999RMBで約184,500円(2025年9月20日為替レート 1RMB=20.5000円として算出)。
日本のApple公式サイトであれば同機種は178,000円となりますので、この為替レートであれば若干だけ日本の方が安いようです。
中国版iPhoneを日本で使ってもイイの?デュアルSIM設定に注意
そもそもですが中国版を含む海外発売のスマートフォンを日本で利用してもよいのでしょうか?
実は厳密に言うと電波を発する機器は許可が無いと日本では使用してはいけません。この許可を技適と言います。
海外で発売されているスマートフォンはiPhoneと言えども日本の技適を取得していない場合がほとんどです。
しかしながらご安心ください。
昨今の海外との交流等の状況を踏まえ、旅行者や一時的な帰国時にそれらの技適マークが取得されていない無線機器を利用すること自体は許容されているようです。
そうでなければインバウンドで日本国内にいる海外からの旅行者は、皆自分のスマホが利用できないということになってしまいます。
中国へ赴任する皆様であれば、通常は中国現地に滞在し、一時的に日本へ帰国するという生活となりますため、海外発売スマートフォンの利用許容範囲と考えてもよいようです。
また、デュアルSIMの利用時にはどちらの回線を優先的に使うという設定が必要であるため注意が必要です。
これを正確に設定しておかないと、気付かないうちに国際ローミングによるインターネットを利用することになり高額な携帯電話料金を請求されることになってしまいます。
デュアルSIMの設定に関する注意点は以前の記事を参考に確認をお願いします。
中国赴任でスマホはどうする?iPhoneなら中国で買うのがおすすめ!中国と日本の機種にはデュアルSIMの仕組みに違いがあります
中国赴任の皆様も事前に日本で「中国携帯電話番号SIM」を準備することをおすすめします。
中国渡航後すぐに中国生活に必要なアプリが利用可能となります。
大手中国通信会社・中国電信が正式発行する「中国携帯電話番号SIM」をご検討ください。
お申し込み後、最短2営業日後には日本のお客様のお手元にSIMをお届けします。
お申し込みは簡単です!
「パスポート写真」「自撮り写真」を準備して簡単3分で完了。
↓↓↓
スマートフォン・WiFiレンタル・携帯電話番号SIM申し込み
お問い合わせは、ジョイテルWebサイトのお問い合わせフォームか、ジョイテルサポートセンター(support@joytel.jp)へご連絡をお願いします。
※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。