日本人駐在員・赴任者に朗報「外国人の入国に関するお知らせ」交流正常化に向けた動きが始まる

中国に関わる日本人の方であれば既にお聞き及びのことであると思われますが、過日2020年9月23日に中国外務省入国管理局から、日本人を含む外国人の中国入国に関する重大なお知らせが発表されました。

2020年9月28日から、有効な居留許可証を持っている外国人は、新たにビザを申請することなく中国に入国することができるようになります。
(渡航直前のPCR検査によるウィルスの陰性証明の提示や隔離期間があること等は変わりません)

■中国における新型コロナウィルス対策による渡航制限と現状

新型コロナウィルス対策により、中国では2020年3月26日に発表された通達により、ほぼ全ての外国人は入国を一時停止されることとなりました。
入国は一時停止となりましたが、その時点で中国国内に滞在する外国人は有効な居留許可を持っていればそのまま中国に留まることができていました。

もちろんその時点でも航空便のチケットさえ購入することができれば中国から日本に戻ることは可能でした。
しかしながら、その3月末時点で中国に滞在する日本人のほとんどはこの通達以降は日本に戻ることができず困っていました。そもそもほぼ全員はビジネス上の目的があり中国に滞在しているため、一度、日本に戻って所有しているビザが失効して中国に戻って来れない状況になるのは避けたいと考えていたためです。
その逆に2月3月に日本に一時帰国した方々は中国に戻ることができずご自身のビジネスに支障をきたす影響が生じてしまった場合も多いようでした。

中国に滞在中の皆様であればわかると思いますが、中国でもウィルス対策は4月頃までは厳しく実施していましたが、気温の高まりと共にマスクをする人の割合も減り、最近では少なくとも外を歩く人はマスクをしていない人の方が多数派になっている状況です。
少なくとも上海市内でマスクの着用を義務付けられるのは地下鉄と政府系の建物の中のみのようです。
展示会やスポーツイベント、筆者も先日に紹介した夜の街の連日の三密状態でも感染者が拡大するということは無かったようなのです。
中国の中ではほぼ通常の生活を取り戻していると言ってもよい状況でありました。

■中国外交部から調整(=緩和)の発表

そして2020年9月、ついに正式にこの「外国人の入国の一時的な停止」について調整(=緩和)が行われることとなりました。

○中国外交部及び国家移民管理局の公告(中国語)
https://www.fmprc.gov.cn/web/wjbxw_673019/t1817369.shtml


根据当前新冠肺炎疫情形势及防控需要,现对2020年3月26日外交部、国家移民管理局联合发布的《关于暂时停止持有效中国签证、居留许可外国人入境的公告》部分措施调整如下:

自2020年9月28日0时起,允许持有效中国工作类、私人事务类和团聚类居留许可的外国人入境,相关人员无需重新申办签证。如外国人持有的上述三类居留许可于2020年3月28日0时后过期,持有人在来华事由不变的情况下,可凭过期居留许可和有关材料向中国驻外使领馆申办相应签证入境。上述人员需严格遵守中方防疫管理规定。
3月26日公告其他措施继续实施。中方将在确保防疫安全前提下,逐步有序恢复中外人员往来。
特此公告。

中华人民共和国外交部
国家移民管理局
2020年9月23日


新たな冠動脈性肺炎の流行の現状と予防・管理の必要性に鑑み、2020年3月26日に外交部と国家移民管理局が共同で発出した「中国の有効なビザ及び在留許可を有する外国人の入国の一時停止に関する通達」の措置の一部を以下のように調整することとします。:
2020年9月28日0時から、有効な労働許可証、個人的や家族に関連する有効な居留許可証を持っている外国人は、新たにビザを申請することなく中国に入国することができるようになります。 上記3種類の外国人の滞在許可証が2020年3月28日00:00以降に期限切れとなった場合、所持者は、中国に入国する理由に変更がなければ、期限切れの滞在許可証と関連書類を持って、中国の外交・領事部に該当するビザを申請することができます。 前述の者は、中国の伝染病予防及び防疫に関する規定を厳守することが求められます。
その他、3月26日に発表されたその他の施策は、引き続き実施されます。 中国側は、実効性のある伝染病対策を確保しつつ、今後も段階的かつ秩序ある形で、中国側と外国側の人材交流を秩序ある形で徐々に再開していくことをここに発表します。

中華人民共和国外交部
国家移民管理局
2020年9月23日

要するに現在中国に滞在している(つまり必然的に有効な居留許可を持つ)日本人は日本に一時帰国してまた中国に戻って来ることができるようになったということになります。
もちろん渡航直前のPCR検査によるウィルスの陰性証明提示や中国到着後から14日間の隔離期間は必須ですが、そもそもビザが失効してしまう事態に比べれば何も問題はありません。
これを機に中国・日本間の航空便も増便が予定され、渡航者の数も目に見えて増えてきているようです。

しかしながら、ビザ無しの観光客がまた自由に旅行できる日はいつになるのでしょうか?
中国と日本に関連するビジネスに関わる者として一刻も早い正常化を切に望みたいものです。


本記事記載事項は中国における法令等に基づき、独自に調査、確認を実施した内容を含んでおります。
中国における各種規制等の実態は随時変更となる可能性がございます。あらかじめご了承ください。

 


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※本記事のイラストは「イラストAC」からダウンロードして利用させていただいています 。

 

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